物を大切に使い続ける事のたいせつさ。

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「この裁縫道具、家庭科の授業とかで使いそうだね」

子供の保育用の縫い物をしている時、私の裁縫道具を見た旦那様はこう言いました。


昔ながらのプラスチックケースに、
汚い字で「林」と書かれた裁縫道具たち。

これは、私が小学校の時に買ってもらった裁縫道具セットです。


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約20年の時を経て、今もなお使っているのには特にワケもなく。

ただ私には特に捨てる理由がなかっただけです。


壊れる事もなく、とても丈夫で
糸や備品は追加してあげたりしましたが、
それ以外は問題なく使えます。


小学校の時に購入した裁縫道具は、皆さん捨ててしまったのでしょうか。


両親が一生懸命働いて買ってくれたこの裁縫道具。

小学生の時に書いた「林」という文字が、その時の私を刻んでいるのかな。

そう思うと、可愛くて可愛くて仕方ありません。


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物は大切に使えるまで使ってあげる。

その物を作ってくれた人、その物を買ってくれた人、
そしてその物自体がとっても喜んでくれると思うのです。


昔に比べて、手軽に安く物が手に入る時代になりました。

古くなったり少し破れてしまうと、すぐに捨てて新しい物を購入していませんか?

ちょっと考えて見てください。


まだ使えませんか?

修理出来ませんか?


暮らしが豊かになるということは、決して物で満たされる事ではないような気がします。


「物を買う」こと。

「物を捨てる」こと。

もう少しじっくりと考えてみたいですね。


新しい物を持っている事がカッコイイとか
古い物ばかり持っているからと言って、素晴らしいとか
決してそういう事ではなくて、

経済の循環とか、地球環境の事を言い出したらきりがないですが、

単純に物に対して愛情を持って接してあげて欲しいな。
物にも心があるんじゃないかな。

ただ、そう感じるだけです。


そんな私の教育のせいなのか、
長男は穴の空いた靴下を捨てさせてくれません。

この前はあまりにも穴が空きすぎて、
足の指が全部出て、靴下としての機能を果たしていませんでした。笑

そこまでやっちゃうのね。

苦笑いしてしまいながら、愛着がありすぎるのもどうかしら。と
教育方針を誤ってしまったような気がしてなりません。


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「この裁縫道具セットいつまで使うかな?」

そう旦那様に聞いてみたら、

「祥子は死ぬまで使うでしょ。笑」

と言われてしまいました。


この裁縫道具は、娘の嫁入り道具の一つとして渡し、
そして娘も大切に使ってくれると嬉しいです。


ただの物に”命が吹き込まれる時”はきっと

”歴史が刻まれていく時”なのでしょうね。

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