India travels No.5【the Ganges गंगा 】
ガンジス川の沐浴
ガンジス川は、インド亜大陸北部を流れる大河。全長は2506km、流域面積は1730000km2。 ヒンディー語やサンスクリットではガンガーと呼び、これはヒンドゥー教の川の女神の名でもある。
ハリドワールを流れるガンジス川は、バラナシに比べて上流なので、綺麗だと聞いていた。
ガンジス川の周りには多くの人が沐浴していて、
聖なる水につかり、清め、祈りを捧げている。
沐浴をする宗教的な意味は、
「魂霊に積んだ曇りや罪穢は、肉体化、現界化してくると、病貧争災現象という形で現れてきます。
沐浴(洗礼)の意味は、簡単に言うと魂霊に積んでしまった曇りや罪穢、汚れを
沐浴(洗礼)により、取り祓うということになります。
これを禊(ミソギ)といいます。
身を清めるという意味でも行われています。」
ということらしい。
多くの人がガートで沐浴したり、水遊びをしたり、食器やサリーを洗ったり、
ガンジス川の周辺では、そこに住む人たちの生活、そして色々な姿を見ることが出来る。
多くの人の生活を目の当たりにして、インドという国、人間ということについて考えることも多く。
決して答えはでないし、日本に生まれ育った私にとっては全く理解出来ない世界であるけれど。
想像するだけだった遠い世界が確かに目の前に存在し、そして自分自身がそこに居るということ。
リアルを身近に感じて、その空気を吸って、何かを確かめるかのように、本当に色々考えた。
生活の違いや、身分の違いはあっても、決して変わらないものは存在した。
そこに生きる人たちは、生きる事に熱意を持って、輝いている。
どんなに現実が厳しくても、楽しそうに笑顔で暮らしている。
それは一部の人だけかもしれないけれど、私と出会った人たちは、
みんな素敵な笑顔を見せてくれた。
そんな言葉の壁を越えて、コミュニケーションを取れる事は本当に素晴らしいと思った。
そして多くの笑顔を見せてくれたインドの人たちに心から感謝したい。
ガンジス川で水遊びをする子供たち。
笑顔がたまらなく素敵で、カメラを向けるとぞくぞくと集まってきた。
そんな子供たちの写真を撮りながら、元気なパワーと、温かい心を沢山貰ったように思う。
日本にはない、温かさがここにはあって、それはインドの人だから。とか、そういうことではない気がするけど。
何だか上手く説明するのが難しいけれど、感じる事は多く。
そして、ますますインドが大好きになった。
きっと、日本では自分の立場や、他人からの見え方を気にしたりするけれど、
インドでは全く関係ない。
過去を振り返ることも、未来を想像することもなく、ただ
「今、ここ」
という今を感じる事が出来るから。
本当の素の自分がそこにはあるのかな。と思える。
そんな素敵な笑顔をくれて、一緒に楽しんでくれた子供たち。
金子みすゞショートムービーコンテスト応募作品
写真、動画を使ってコンテストに応募しました。
詩は、「私と小鳥と鈴と 」
今回の旅で、一番に感じた事。
「みんな違ってみんないい」
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心から彼らの幸せを願って。
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