India travels No.2【Where exchange&A lovely family】

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • Evernoteに保存Evernoteに保存

■両替所を探して

8月12日
早朝にホテル到着し、2時間ほど休んだ後、インド・ハリドワールの街並みを感じたくて、外に飛び出た。

そして、気づいたのだが、私はインドマネー(ルピー)を持っていない。
そう、実は昨日、空港からハリドワールまでの送迎をお願いしていた「シゲタトラベル」さんに両替をお願いしていた
。しかしドライバーさんは両替を持っておらず、きっと忘れられていたんだと思う。
お陰で日本マネーを持ってハリドワールという田舎の町をうろつく羽目となる。

実は、お金を持っていないということは大問題なのだ。
通常だったら空港で両替するのだが、ドライバーさんが両替してくれるとばかり思っていたので呑気に構えていた。
ハリドワールの銀行で両替出来るとホテルの人に聞いて、早速銀行を探べく街に出かけた。

一歩外を歩いてみて、衝撃が走る。

india2

道端に落ちているゴミの多さ。物凄い臭い。ハエの多さ。人の多さ。車のクラクション、リキシャーの音。
喧騒とはまさにこのことではないか。

india6

まったくこの土地とは違う自分がアウェイな感じで、その場に居てはいけない感覚に囚われてしまった。
そして観光客らしき人は全く居ないようで、街の人の視線がとても痛かった。
そんなアウェイを感じながらとりあえずルピーを手に入れる如く、銀行を探そうと思い、街中をウロウロしてみる。

銀行のスペルといえば「Bank」さすがにこの文字は分るので、このBankの建物を探せばいい。そして両替という単語「exchange」。「I want to go to exchange」。まあこれだけでなんとかなるだろうと。

そんなアウェイを感じてシャッターを切った写真はこちら。

india1

正直、怯えていた。
いや、想像以上な驚きと別世界に来てしまった感じ。
銀行らしき建物を見つけたが、中に入るとATMしかない。
カードしか使えない銀行のようだ。
カードの使い方が分らないので、銀行での両替は諦めることとなった。

しかし、インドマネーなしでは、どうにもならない。
どうしようかな。とブラブラ歩いていると、サイクルリキシャーの運転手さんに話しかけられた。
インドではよくリキシャーに乗らないか?と声を掛けられる事が多く、大半は無視しているのだが、両替所の場所まで連れて行ってくれるかもしれないという甘い期待を持ってしまい、つい足を止めてしまった。

もちろん話す事は

「I want to go to exchange」

「Where exchange?」

と。

すると運転手は連れて行くとばかりに頷き、乗れ乗れ!とジェスチャーで言う。

「No ルピー、I have Japanese mony OK?」
(必死に英語で私は日本のお金しか持っていないと伝えるが、伝わっているのか分からず)

「OK!OK!」

と軽く答えられ、大丈夫かな・・・と不安の元、サイクルリキシャーに乗り込んだ。

サイクルリキシャーと街の様子

[youtube width=”600″ height=”365″ video_id=”QkvHpPJQdmI”]

乗り込んだサイクルリキシャーの運転手は、どんどん遠くに行きついた場所は知らないホテル。
そこで運転手とホテルの人が何やら話しをしている。
よく聞き取れないので何と言っている詳細は分らないが、1泊すれば両替をしてもいいぞ的な感じ。
しかしホテルはとっているので、必要ない。と伝えようにも、何と言ったら良いか分らない。
とりあえず日本語で

「いらない。ホテルとってある」

と言ってみるものの伝わらない(爆)
ホテルと運転手があまりにも、私に話が通じないのでとても困った様子で話し始めた。
私も会話が成立しないもどかしさと、目の前でホテルの人4人、運転手が怖い顔をして話している様子に涙目になっていた。
恐怖というよりは、悲しみの涙目。
早くホテルに戻りたい。
ただそう思ってみんなを眺めていた。
ホテルの人の中に、1名、本当に優しい目をしたインメンがいた。
この優しい目に私は救われたと言っても過言ではない。

言葉が通じないからどうしようもないな。
的な感じになったのでタイミングをみて

「No problem」

と伝えてホテルを後にした。
悪く取ればホテルに連れて行かれて、運転手はバックマージンを貰おうとしていた。と感じるかもしれない。
だが、私にはそんな風には取れなかった。というより申し訳なかった。

英語が喋れれば、きちんと詳細を伝える事が出来るのにと。
こんなにも一生懸命になって話そうとしてくれる親切な気持ちが有難かったし、通じない事で悲しくなってしまったのだ。
だから、両替所を探すのはリキシャーの運転手に頼むのは止めて自力で探そうと思った。

india5

サイクルリキシャーの運転手は、乗せてくれた場所に戻ってくれた。
そこで支払をしろと言われたので、日本円の100円玉を渡してみた。
が、どうやらダメらしく、結局1,000円渡すはめに。
サイクルリキシャーに乗って1,000円とは

「どんだけ高いねん!」

と少しイラっとしながらも、さっきのインメンの優しい瞳を思い出して、心を落ち着かせたわけで。

心落ち着いたはいいものの、インドの気温の暑さで朝から飲み物を何も飲んでいない。
熱中症になってしまうのではないかという心配に襲われ始めた。
ホテルまで帰ろうにも結構距離がある場所で、お金がないから飲み物の買えない。
リキシャーも乗れない。
ため息しかでないin インド

本気でお金が欲しいよ。

と半べそかきながら、炎天下の中、両替所を探す。
シゲタトラベルで両替をしているということは、旅行会社のようなところを見つければ両替してくれるかもしれない!
と思いつき、旅行会社っポイお店を探してみる。

india135

バスや飛行機の絵を載せているトラベルなんちゃらと書かれた看板。

india133

結構街中にあるのだが、これもまた慎重に選ばなければ、ツアーを組まされるかもしれない。
さっき言葉の壁を越えられなかった後悔を引きずったまま、それらしきお店を覗いてみる。
何店舗かにいつもの如く同じ質問し、聞いて回った。
そして3店舗目でようやく両替をしてくれる。というお店にであった。

背中から羽が生えた。

まさに天にも昇るような幸福が訪れたのだ。
そのお店で売っていたコーラを速攻で飲み、からからになった体を潤した。
1万円分両替してもらい、だいたい6,300ルピー。
お金があるってそれだけで嬉しい。
改めてお金の大事さを実感することとなった。

しかし、お金を持つと人は強くなってしまうようで。

さっきの臆病な感じはどこへ行ったのかと思うくらい、自信満々に街の中を歩き始めた私。
お金を持つと人は変わる。
いや~、怖い。

朝出て、2時位にホテルに戻ったので、初日は両替所を探して。で半日以上終えてしまった。
無念。
無念の思いを抱いたまま、ホテルのルームサービスで、本場のカレーを食べてみた。

india10

まじうまし!
そしてインドに到着して本日の半日を振り返ってみる。

無念の思いは強かったが、
両替所を探しながら、インドの人と触れ合えたり、街並みを覗けたり、貴重な体験も出来たのでよしとしよう。
そしてこの日は最後に嬉しい出来事が待っていた。

■素敵な家族との出会い

せっかくインドの聖なるガンジス川に来たのだから、沐浴している人たちを見なければはじまらない。
と思い、夕方、ホテルの向こう岸に見えるガートへ足を運んだ。

india12

そこには、夕日に輝くガンジス川で沐浴している人たちの姿があった。

india20

そしてこの写真の女の子の家族と、

india23

ガンジス川のほとりで一緒に写真を撮ったり、写真を撮ってあげたり。
インドに来て初めて言葉の壁を越えて、心を通わせる事が出来たと思えるような素晴らしい時間を過ごした。

そんな家族との出会いは、両替所探しの旅を忘れてしまうほど、涙が出るほど嬉しかった。

india24

そして、お別れして遠くの橋から振返ると元気よく手を振ってくれた。

嬉しさのあまり胸がきゅんと苦しくなった。

スポンサーリンク
  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • Evernoteに保存Evernoteに保存

コメントを残す