速写スナップ撮影練習”ノーファインダー”

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東京へ行ったら、スナップ写真を撮ってみたい。

山口県に居た頃は、東京のスナップ写真に憧れを持っていた。


しかし、実際は、溢れるばかりの人ごみの中、
じっくりとファインダーを見ながら、外の世界を写し出すのは大変難しい。

そう気付いたのは、東京へ来て間もなくの事だった。


首にカメラを下げていれば、観光客と思われる事が多く、
カメラを向ける事自体に抵抗はなかった。


多くの人が行き交う中、撮りたい瞬間があったとしても、
気付いた時には、あっという間に過ぎ去り、タイミングを逃す事も多くある。


慣れない人の多さ、行き交う人のスピードの早さ。

歩くのが遅い私は、人に酔い、気分が悪くなる事もあった。

それからは人ごみを避けるように、公園や自然を求めて
ゆったりとした時間の中で写真を撮る事が多かった。


あれから約3ヶ月、
とある写真展を訪れた事で、新たな衝撃を受けてしまった。


その写真展とは、森山大道 モノクローム
2013年11月23日(土・祝)-12月27日(金)の間、武蔵野市立吉祥寺美術館で開催されている。


snap1


森山大道さんと言えば、知らない人は居ない。というくらい有名な写真家さんだ。

今まで作品をきちんと見た事がなかった私にとって、森山大道さんの写真は衝撃的だった。

現代の東京に迫った作品約60点を眺めながら、本物のスナップ写真を知る。

展示の説明にあるように(以下転載)
その時代の空気と共に切り取られた写真は、まさに生きていた。


”人々の襞をめくるように、そして街の深奥を抉るように細部へ切り込みながらも、
そこに介在する絶妙な距離感。
突き放した感さえ残るその冷めた視線の先には、容赦の無い毒々しさがあり、
無人の光景にさえも生々しいほどの人間臭が立ち込めています。
見慣れたはずの東京に確かに存在する、見慣れない光景、その作品の前に立つ者は、
目撃者のような感覚を味わうことになるかもしれません。”


東京を独自の目線で写し出し、表現している。

森山大道オフィシャルサイト


スナップ写真を撮る際に、肖像権等の色々な権利問題もあるけれど、
実は私は、知らない人に声を掛けるのが苦手な臆病もの。

これもまた克服しなくてはいけない点ではあるのだが、
ひとまず、技術的な面で【速写スナップ撮影練習】を始める事にした。

【写真】森山大道に学ぶ街頭スナップの流儀―初心者にもマネできる撮影のヒント―


【速写スナップ撮影練習】とは、”ノーファインダー”で
ファインダーを覗かずにシャッターを切ること。

マニュアルフォーカスで、絞りを変えながら、
大体どの距離でピントが合うのかを体に覚えさせながら、ひたすら歩く。
そして、ひたすらシャッターを切る。

カメラの高さ、位置、角度。

カメラのファインダーを見なくても、体が覚えるようにと。


snap2


1日目は4時間歩いて、2日目は6時間歩いて、

それでもまだまだ思うように写真は撮れなくて、
これから日々、特訓あるのみだと感じたばかり。


snap3


そして近い将来訪れるであろう、肖像権の問題。

スナップ写真が撮りにくい時代と言われているけれど、
写った人にきちんと承諾を得、不快を与えるような写真だけは撮らないようにしなければ。
表現の自由も大切だけど、人権の尊重も更に大事。


snap4


すれ違いざまに、運良くピンとが合った一枚の写真。

承諾も得ていないので、人物が特定出来ないようにと黒塗りしたけれど、
これも失礼な事だよね。。。と思いながらも、今の記録として。


snap5


急に現れた飛行機。
F2にしていた絞りをF8に変え、ピントを。。。
そんな事をしていたら、全く間に合わない。

スナップ写真って一見簡単そうで、
本当は奥が深くて難しい。

そう思いながらも、、、、
とりあえずは、ノーファインダー撮影を極める事が出来ますように。

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