India travels No.1【DELHI・HARIDWAR】

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■初めてのインド
8月11日(土)関西空港をAM10:00出発。
途中、中国広州で乗り継ぎをし、約PM10:00頃インド空港(デリー)に到着した。

今回選んだ滞在地、ハリドワールまではデリーから北に向って、特急列車で約4時間、車で約6.7時間の場所にある。

出発の約1週間前に、ハリドワールまでの移動手段をどうしようかと考えていた。
列車で移動しようか、バスで移動しようかと本気で丸3日考え(今回は準備が万全ではなく、本当にギリギリの状態だった)
結局、車をチャーターし、ハリドワールまでの移動手段は事前に手配した。
シゲタトラベル ここの旅行会社は、地球の歩き方にも掲載されており、
シゲタさんは日本語も話す事が出来るので安心してお願いする事が出来る)

デリー空港に到着したが、荷物を無事に受け取る事が出来るか、入国手続きをスムーズに済ませることが出来るか、不安は多く、そしてかなり緊張していた。

(英語が話せない為、何かトラブルが起きた時に対応が出来ないという恐怖がある。また事前情報として、空港の荷物紛失事件、タクシーの運転手にだまされる事件等多くの日本人旅行者のトラブルをブログ等で見ていたため、不安は募るばかり)

デリー空港の大きさに感動したものの、あまりの緊張で写真はほとんど撮れず、唯一撮った写真がスマフォから。

荷物の受け取りも、入国審査も、スムーズに終え、次の難関が、「手配したドライバーさんと合流することが出来るか。」ということ。
これは結構難関で、これまた事前情報によれば、運転手さんは、自分の名前を書いた紙を持って待っているのだが、その中に偽者が居るとか居ないとか。。。
また、時間にルーズ(ゆとりのある)なインド人。
不安は募るばかりだが、空港の出口をウロウロすること約15分。
好青年なインメンのドライバーと合流する事が出来た。
インドの旅、始めからトラブルが一切起きる事なく、スムーズに進んでいる事に感動しながら、デリーからハリドワールへ向かうため、車に乗り込んだ。

■初めてのインド人

まずは、インドの交通事情に驚いた。
運転が荒すぎる。追い越せ追い抜け状態で、車線なんて関係なし。
クラクションを鳴らして自分の存在をアピールするかのように、割り込み。
道はでこぼこで、車内は横振り、縦振り、ミックスジュース状態。。。
窓に何度も頭をぶつけながら、約6時間の長距離を絶えなくてはいけない苦行。
約6時間という長距離運転をしてくれた、ドライバーさん。
(名前を教えてくれたのに忘れました。ごめんなさい。)
初めて話すインド人。

話すと行っても、会話は成り立たないので、
質問に片言の英語で返すだけ。
しかし、このインド人を信用していのかどうか、実は疑っていた。
きちんと目的地までたどり着くのか本当に不安だった。
そんな不安な気持ちを抱きながら、車はクラクションの音が鳴り響かせ、
インドの夜の街を走り抜ける。
本当に自分がインドに居るという実感が沸かぬまま、車窓から見えるインドを見ながら不思議な感覚を覚える。
これがずっと来たかったインド。
ずっと見たいと思っていたインド。。。。
自分自身の存在がここにないような気がすると同時に現実はここにあるという。頭の中と体が切り離されたような、何とも言えない気持ち。

車内はインドの音楽が流れ、効き過ぎのクーラー風が体を冷やしながら、ハリドワールに向かっていた。

そんな道中、ネオンの光が輝く場所がポツポツあった。
それは、ドライバーさんの為の休憩所のような屋台。

india116

そこで初めて、このインド人のドライバーさんに心温まるプレゼントを貰った。

初めてのインド人の親切だ。
その頂いたものとは「チャイ」。
(インドのチャイとは、庶民的な飲み物で、一般的に鍋ややかんにより少量の水で紅茶を煮出し、大量のミルクを足して更に煮出し、大量の砂糖であらかじめ味付けされたもの。)

「インド人まじ優しい!」

と感動すると同時に、ふと頭に過ぎる事前知識。
※事前知識によると、親切なインド人には要注意!むやみに人から食べ物・飲み物をもらわないこと。
チャイに睡眠薬を入れられて、眠っているすきに荷物を盗まれた。等の事件も勃発しているらしい。

もしや?この親切そうなドライバーさんも、私を眠らせて荷物を奪って逃げるのでは。と疑心暗鬼になりながら、反面そんな人だとは疑いたくはない。と思い、私の中で格闘が始まったのだ。
親切な気持ちを無下にできない。
飲み物を粗末にできない。
飲むか飲まないか。
しかし飲もうにも、もう一つの不安があった。
それは、
「お腹を壊すのではないだろうか」

とうこと。

お腹を壊したり、病気になってしまっては、短期の旅を楽しむ事が出来なくなってしまう。
また、無事に帰国しなくては、日本にいる家族、職場の上司、友人等々に何を言われるか分らない。
そんな今回の旅は、口にする飲み物、食べ物は絶対に気を付ける。と心に誓っていた。

チャイを作っている様子を横目でチラッと見てみると、
水は、多分、川の水?
ハエは凄いし、生ゴミの臭いは漂うし、衛生上かなり危険な様子。
私の第六感、危険センサーもビンビン反応していたわけで。

そんな頂いたチャイは、こんな色。

目の前に出されて、とりあえず、
「Thank you」

と飲むふりをしてみた。
「Good」

なんて言ってみたりした。

心の格闘は、見事に飲まない方が勝った訳で。
心の叫びは相当だった。

「ごめんなさい。ごめんなさい。
せっかくの親切、本当にごめんなさい。
流石に怖くて飲めません。
本当にごめんなさい・・・。」

どうしても飲めないチャイだが、飲んだふりは良いものの、中身が減っていないと飲んでないのバレバレではないか!
どうこの中身を無くすか猛スピードで考えた。
す・て・る・・・。頭を過ぎるこの3文字の言葉。
それしかないと思い、必死に車に戻る振りをして陰でこそっとチャイを流し、
「あー美味しかった♪ご馳走様」

のどや顔をして殻の容器を返した。

ドライバーさんの親切な気持ちを無駄にしてしまい胸が痛んだ。
そして、1杯のチャイを飲む事も出来ない人がいるこのインドで飲み物を粗末にしてしまった自分を心の底から責めた。

もしかしたら、インドの旅とは選択なのかもしれない。
自分で選び自分で決める。その結果を自分で受け止める。日本では感じないような小さな事が、インドでは大きな事に感じたり、逆に小さくも感じたりするわけだが。
そんな選択をしていかなければいけない事を想像すると、どっと疲れが出た。

インドという事前知識の恐怖とそして会話が通じない孤独と戦いながら、インドの旅、大丈夫かな。と不安ばかり大きくなる。

しかし、こうして親切にしてくれたドライバーさんに対して、疑心暗鬼な気持ちは消えつつあった。
初めてインドで受けた優しさに優しさに、感謝の気持ちでいっぱいになった。

長時間の車の移動も終えAM4:30頃にはハリドワールに着いていた。

今回宿泊するGanga Sadan Hotelはガンジス川沿いにあるハリドワール内では結構高い方のホテル。

約1時間ホテルを探し回って、ようやく到着したわけだが、時間はAM5:30。
チェックインの時間は12:00のようで、その前に到着した私とドライバーさんに何やら困った様子を見せていた。

私はとりあえずホテルの場所が知りたかったのと、荷物を預かってくれれば、朝日の写真を撮りに行く予定だったのだが、それを伝える事ができない。

困った私は
「No problem」

と一言伝えてホテルを出ようとした。

しかし、ホテルの人は
「外が暗いうちに女性が一人で出歩くのは危険だ。」
とすぐに部屋を用意してくれた。

初日にしてインドの人に優しくされてばかりで、その優しさに心が本当に温かくなった。
こうしてホテルの人の優しさに甘えて、一睡もしていない疲れた体を休める事が出来た。

しかし闇夜を歩くには恐ろしいものがある。
道端でミイラのように包まって寝る人、
建物の隅でうずくまってる人、
外で寝ている人の多さといったら不気味なほど。
そして、奇声を上げながら歩いている人。
遠くで吼える犬の声。
裏路地を覗けば、怪しい人たちが何やら集まってしているよう。
車の中から眺めるだけでも怖いのに、やはり外に出なくて良かったと心から思った。

夜は危険。
そうどこの国でも一緒ですね。

そんな訳で生存報告

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